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  • Dr.Andrew Tezuka

不公平すぎる!〜夫婦ゲンカ〜


「こんなの不公平すぎるわ!」妻が夫に不満をぶちまける。「私だって勤めに出てるのにその上料理も、洗濯も、皿洗いも、トイレ掃除もして、子どものお風呂も宿題の手伝いだってしてるのよ?おまけに病気の親の世話までしてるっていうのに、一体何なの?あなたはスマホでゲームばっかり!不公平にもほどがあるわよ!!」

結婚カウンセリングにお越しになるクライアントの多くが夫婦関係の中で不公平さ感じ、そのことにストレスや憤りを覚えています。互いに、自分のパートナーよりも自分の方が多くの責任を背負っていると感じており、妻や夫が家事を進んで行わずダラダラとしていると、苛立ちが積もりそのうち怒りが爆発するのです。 結婚生活に伴う役割と責任分担の認識に差が生じると、それが夫婦間のボタンの掛け違いになることがよくあります。多くの夫は「外で稼いで来ること」を主な自分の役割とし、家に帰って来たときぐらいゆっくりさせて欲しいと感じています。また一方で、多くの妻は終わりの見えない家事や、やらなければならない仕事の量に日々苦戦しています。日中も、夜も、週末も、祝日も休みがない。忙しく動き回ってもまだこなし切れない…と感じています。夫も妻も、どちらかから文句を言われたり罪悪感に苛まれることなく、ただ自分だけのリラックスした、遊びに行ったりゴロゴロする時間を確保することができずにいるのです。 結婚カウンセリングにお越しになる夫婦の多数が「平等って何?」と尋ねられます。その定義は各夫婦によって違うため一概には言えませんが、論理的に考えて「公平=五分五分」というほど単純ではないことは言えると思います。ファミリーライフはあらゆる要素、側面から成り立っています。それは常に形を変える液体と似ています。夫婦関係ではときに、家族の必要を満たすため、またライフスタイルを保つためにどちらかがもう一人の役割を担わなければならない場面が出てきます。 不公平さを感じ、その不満が心に蓄積し始めたときに以下のことを問うと良いでしょう。

1) 自分自身(夫婦)のストレスレベルを下げるために何ができるか。

 不公平さを感じるときというのはたいてい夫婦のどちらかが切羽詰まっているとき、もしく

 はへとへとに疲れているときです。あなたの感じているストレスは、あなたが自分自身に設

 定したハードルが高過ぎる、あるいは周りが持つ期待から来ているかも知れません。その場

 その場で処理しきれる範囲を超えた仕事量を抱え込んでしまっているのが原因の場合もある

 でしょう。他の人に仕事を振ったら水準よりはるかに出来の悪い仕上がりになってしまうの

 ではないかという懸念から自分で全部しようとしてしまう。これもストレスになり得ます。

 他にも色々なことがストレスの要因になるでしょう。あなたが向き合おうとしている問題の

 原因がどこにあるのかを見分け、ストレスを(完全に排除するのではなく)減らすことが、問題 

 を緩和させる第一歩です。 2) 私の(僕の) 満たされていない欲求とは何か。相手から何をしてもらえればもっと支えられている、感謝されていると感じることができるか。  自分の努力や手助けが十分にもしくは全く分かってもらえず感謝されていないと感じる時に

 私たちは不満を覚えます。夫や妻はお互いに、自分が感謝していること、よくやってくれて

 いると感じていることをもちろん相手は理解しているだろうと信じ切ってしまう傾向があり

 ます。そのため、わざわざ口に出さなくても良いだろうと思ってしまうのです。また、夫婦

 でよくしてしまいがちな誤ちは、どのように接して欲しいと願っているのか、何をしてもら

 えれば愛され、感謝され、大事にされていると感じることができるのかを相手に上手く伝え

 られていないことです。残念なことに、自分の気持ちを「お願い(リクエスト)」としてで

 はなく文句や怒りという形で表現してしまう人が多いのです。あなたの満たされていない欲

 求や願いをどうぞ「分かち合って」みてください。あなたのパートナーが具体的に何をすれ

 ばあなたは愛を感じることができるのか、それを知ってもらえるよう明確に分かち合

 うことをおすすめします。 3) 私たちは「チームであること」を確認できているか。  「あなたとあなたの伴侶はチームですか。」この質問の答えが、ある意味あなたの夫婦関係を物語ります。夫婦がチームワークをしっかりと意識しているなら、お互いを見つめ、支え、ポジティブな姿勢を保つことができ絆も深まります。彼らはそれぞれの努力がお互いのため、また二人を取り巻く全ての人の益となることをよく知っています。何かを成し遂げるためにはお互いの存在が必要だと認識しています。チームで行動できる夫婦は、点数ばかり気にして身動きが取れなくなったりなどしません。なぜなら彼らにはチームとして共通の目的と理解があるからです。その結果としてお互いを補い合い、支え合うことができるようになります。ときには犠牲を払ってまで相手の手助けになることを望み、自らモチベーションを保つことができます。もう一度あなたとあなたの伴侶は「チーム」であることを再認識しましょう。 夫婦にはそれぞれ特有の状況、関係のあり方が存在します。ですからその特別な状況や環境を視野に入れて欲求不満を解消していくことがときには必要です。ライフ デザイン カウンセリングはあなたのニーズや期待を理解し、管理していくお手伝いをいたします。お気軽にお問い合わせください。

皆様のお役に立てることを心から願っています。

#marriage

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